マルチゲーマーで行こう。

何文字でも書けるツイッターです

2020俺が選ぶ音楽ベスト15

今年は年明け1発を除いてライブにも行けないし、M3にもコミケにもストアイベントにも1つも行ってないし、かなり悲しい年になってしまった。思ったより"現場"で暴れる事に活力をもらっていたんだなと思った。

 

代わり…では全くないけど、今年から本格的にSpotifyを利用するようになり、知らないアーティストにバンバン出会うわ、どれもこれも無料で聴けるわでたまげた。

 

ますます聴くジャンルは偏り、どれもこれも外せないとなった結果今年のベストソングは10→15曲になった。う~ん今年はSpotifyに感謝。

 

全然今年の音楽を語れるようにもならないし、新しい音楽に出会える可能性も低いけど(基本的にアニソン~メタルに近しい音楽しか載っていないため)あいつはあんな音楽が好きだったなぁと覚えてもらえるか、1曲でもお気に入りが見つかれば幸いです。

 

 

15位 Determination-声の架け橋-/AirBLUE Moon

次世代声優育成ゲームCUE!より。
キャラクター自体が声優なので、もはやただ新人声優が歌っているだけになっている素朴さが売り。しらんけど。
作詞作曲陣が各オタクコンテンツ界の凄腕全員にお願いしましたみたいな状態なので出来がイイ。

Spotifyにフルあります。

 

14位 LUNATIC MIRAGE/ELFENSJöN

あのAsrielで曲を作っていた人のグループ。
やはり男女ツインボーカルは最高。
当時と変わらない雰囲気ながら、質がめちゃくちゃ上がっていて最高。
正直、俺はKOKOMIさんよりこっちの方が声が好き。

 


13位 Cursed Night/Mori Calliope

ラッパーVtuber
アイドル系Vの曲っておままごと設定をそれっぽく拾ってかわいいね~みたいな曲しか作られないと思ってたからナメてたんだけど、自分で曲を作れば話は変わってくる。
Vデビューして約2ヶ月、劇的に変化する環境と予想外に成功して驚く暇さえないMori Calliopeの胸の内が描かれた曲
楽しく聞くだけなら超速い「DEAD BEATS」の方が好きなのだが、配信で追いまくった果てにそれらのアンサーのような曲が登場して驚いたのでCursed Nightを選出。

 


12位 ペガサス幻想/Mary's Blood


アニソンカバーアルバム「Re>Animator」より。他には甲賀忍法帖INVOKEもオススメ出来ます。
あの、セイントセイヤァのペガサス幻想何とゲストボーカルに原曲Voの本人も参加している。
こんなにカッコ良く、クサいアニソンが似合う女性Voは他にいません。というかオリジナルでアニソン起用されて欲しい。起用されると本当に知名度上がるので。

 

11位 carry on singing to the sky/Unlucky Morpheus

昨年亡くなった、ANGRAのVoアンドレ・マトスへのトリビュートソング。
同人時代からめちゃめちゃフレーズをパクリスペクトしていた。

クラシックを取り入れた名曲を生み出したANGRAという事で、クラシックを引用した大胆なバイオリンソロが個人的に見どころ。

しかしあんきもの進化が止まらん。永遠にランクインし続けるんか?

 

10位 Nonsite/Tears of Tragedy

シンフォニックな音に優しい歌声のTears of Tragedyの4年ぶりの新曲。歌い出し"長い間待たせたね"で泣いちゃいます。ボーカルがイイなと思ったら全曲刺さると思う。
音楽に対してキラキラって表現を安易に使っちゃって説明になってないなと思う事がたまにあるんですが、これが真のキラキラです。ダサいキラキラじゃない本物のキラキラです。

以前よりもメタル感が増してて本当に嬉しい。

 

9位 Different/BAND MAID

いやーもうのっけから凄い引き込まれる。爆速。ログ・ホライズンのOP。
ヴィジュアルも実力も申し分なくてずっと聴いてはいたけど、今回は本当にカッコいいし技巧も凝らされた曲だと思う。しらんけど。
"俺が好き"という最重要項目を除いて評価するなら、1位か2位になるかも知れん。聴いて。

 

8位 叛逆のディスパレート/Vanitas Lacrimosa

めうめうで有名なひなビタ♪を継ぐ、KONAMIのメディアミックス兼村おこし企画「バンめし♪」より。
ド直球クソダサハードロックfeat.声優が頑張ってカッコよく歌唱した曲。Aqoursのリーダーの中の人。

音ゲー曲はどうしても同時代の曲との比較で好きな曲が決まりがち。今年はこれ。
とにかくドラムが気持ちよく叩ける曲だし、サビ周りのギターがマジでカッコいい。
Vanitas Lacrimosaってユニット名凄くない??天才だと思った。企画者が中学生の時に引き出しにしまったメモ紙を引っ張り出してきたんだと思う。

 

Spotifyでフル聴けます。

 

7位 逆転の鐘は鳴る/Broken By The Scream

妥協なしメタル系スクリームアイドル。
日本語スクリームでいわゆるリリックビデオみたいなのって珍しいような…?そこはどうでも良いけど…
Broken By The Screamはスクリームが曲のアクセントではなくて主役なので迫力ある。曲のコンセプトがはっきりしてるアイドルには惹かれちゃうね~オタクだから。

 

6位 mermaid fermata/Altessimo

これはね、凄いんですよ本当に。今バンと売り出してウケる曲ではないんですけど…これがアイドルマスターの"ヤッてくる事"なんですよ…
アイマスはいつもそう。まあこの程度でしょみたいな諦めを感じさせておきながら、凄い爆弾を何食わぬ顔で落としてくるの
ふせったーにも書いたけど、真崎エリカ氏の作詞がアルテをここまで凄いものにしたと俺は思う。これはマジ。アイドルマスターSideMは曲。これは言い続ける

 

5位 Femme Fatale/中王区 言の葉党

小林ゆうたかはし智秋のバチかっこいいキャラ、まさか曲出えへんやろ~~とたかをくくっていた2年前。出るぞ。
出てしまった。低音小林ゆう様マジカッケ~~ハードコアもヒップホップも落語も出来る。
脇キャラだった事を考えればお釣りが来る完成度。この曲のためにヒプマイガイドブックを購入した。
2020年はヒップホップ勉強の年。

 

4位 徒矢 艷や恋情/青葉りんご

何を隠そう電気式華憐音楽集団榊原ゆい、小野正利といったエロゲメタルとともに育ってきたわたくし。
まさか、まさかこの2020年に元祖メロディックスピードエロゲメタルであらせられる青葉りんご様が!しかもあの昇龍戦姫の続編で!デンカレのGaku作曲で!新曲を…!!
10年前ニコニコ動画で荒ぶっていたオタクたち、気付いているか…?多分気付いてない。自分も本当に奇跡的な巡り合わせで気付いた。
うおおおおドゥルルルルドコドコドコドコ

 

3位 Black Revelie/アンティー

今年もランクインしてしまった。一生芹沢あさひ宣言をしておきながら身体は正直だ。
アンティーカのA面は本当に外さない。お手本のようなアイドルのメタル。激クサメタルやったからもう流石にお休みか…と覚悟していたが全然休まなかった。
個人的な願望であり妄想なのだが、アイマスライブで縦ノリをやるとしたらこの曲。初めて聴いた時、高速ヘドバンからの折りたたみ→モッシュピット形成がされるライブ会場が見えたんだ確かに…してぇ…前奏の高速2ビートでみんなでヘドバン、してぇ…

咲耶さん、マジで歌上手くなった。ってか歌が咲耶さんっぽくなった。ありがてぇ~

 


2位 Faster than Light/UNLEASH THE ARCHERS

これがね、俺が聴きたかった本物のパワー・メタルですよ。しらんけど。
ボーカルのブリトニー・スレイズは4オクターブの声域を持つらしいけど4オクターブって何オクターブ?
とにかく女性Voのメロスピ、パワーメタル、シンフォニックメタルを聴きたいという自分にとって、ボーカルへなちょこ問題は大きな壁で…でも仕方ないからズコメタルとか言って自嘲しながら明らかにメタルに向いてない声質の音楽を聴き漁っていたわけ…
UNLEASH THE ARCHERSは違う。メタルが大好きでパワフルな女性Voがここにいます!しかもそこに王道の素晴らしいファンタジーを携えて!!マジカッケェ。2020眠い時に100%かける曲。100%。

 

1位 葬送フリヰジアン/妖精帝國

フリヰジアンとはフリージアン・ホースの事で、真っ黒な体躯、小柄でパワフル、穏やかな気性の乗用馬。
その黒馬が駆けていく様を、ギャロップ(運動会の徒競走で流れるアレ)のリズムで表現したのがこの葬送フリヰジアンである。

妖精帝國が歌っている事はメジャーデビューしたおよそ15年前から変わっていない。
人間は孤独だとか、善悪はまやかしだとか、権力への反抗だとか、そんなみなまで言わなくとも当たり前になってしまった(いや、今まさにそれを当たり前になってしまったと言い切れるかは置いとかせてもらって)テーマたちは、過去確かに自分を支えてくれたり新しい事に気付かせてくれたりしたが、果たして今の自分の心にも響くんだろうか…などと思っていたが、杞憂だった。

今まさに、妖精帝國は変わらないテーマで美しくこの世界を走り続けている。持っている音楽で色々なテーマを歌っているのではなく、シンプルな事を多様な曲で表現し続けているだけだ。
「日和ったありきたりの曲は作りたくない」と言う一方で、20周年を迎えられた理由として「まあ、やめていないからだろうな」とあっさり言ってのける、妖精帝國らしさが詰まった最高の曲だと思う。

普通に速くてカッコいい。

 

 

1位から15位という順位をつけてはいるが、正直どれも自信を持って推せる好きな曲揃いだった。

来年も書けますように。