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無期迷途の話、カリオペと会話した

無期迷途、色々あるけど結局イイよ。何故なら…

無期迷途

 

スマホチャゲーは同時に1つしか遊べないともう何ループ目になるか分からない反省をしつつ、アークナイツは殆ど起動しなくなってしまいました。

今遊んでいるのは無期迷途です。

新参の中国企業が出したいわゆる"大陸ゲー"なんだけど、秋葉原電気街口の2年近く続いた原神広告ロードを一時的に無期迷途ロードに塗り替えたり、リリース時からフルボイスの長尺ストーリーを実装しているなど、異様に資金が投入されている"つよ女"ゲー

あとスマホの広告が異様にダサくてゲームの魅力を全然伝えられてないのがチャームポイント。

原神(Genshin)公式 on Twitter: "【屋外広告のお知らせ】 ただいま秋葉原の街中では原神の広告が展開中! JR秋葉原駅電気街口 出てすぐの西側広場、オノデン壁面の二箇所にて原神のポスターが掲示されます✨ 秋葉原へお越しの方は是非チェックしてくださいね! #原神 ...

撮り方が下手くそで人とか物とかめっちゃ映ってるのもチャームポイント。仕事しろ。

 

タワーディフェンス型で見るからにダークなストーリーなのでアークナイツと比べられる事が多く、ちょうど自分が最近遊んだスマホゲーと言えばアークナイツくらいなので、ひとまず比較する形で無期迷途の話をつらつらとさせていただく。

 

チャゲーの遊び方こわれる

これに尽きる。結局、絵と文字をいっぱい見るゲームにおいてキャラの魅力が全てを粉砕する事を身を以って味わった。今までつよ女に全振りしたスマホゲーが無かったってだけの話ではあるけど、それ全振りで金投入しようって判断とタイミングがえらい。

NIKKEが尻に焦点を当てたように、ゲーム全体でキャラ造形を尖らせていくのがスマホゲーの今のメタゲームなんだろうか。

 

大陸先行問題何も解決してない

アークナイツの時も同じ事を言っていたのだが、ゲームを楽しもうとファンダムに少し踏み込むと、中国では約3か月リリースが先行しているのでキャラや衣装の新情報が手元のゲームより早く入ってきてしまう問題が個人的に深刻。

どうしようもない構造ではあるけど、新しいものが来る高揚感とゲーム内での行動が噛み合わなくて(具体的には課金を妨げてしまい)良くない。

日本人は中国人の10分の1くらいしかいない声優輸出国なので特に解決する見込みもなかろう。

 

ゲーム性は多少簡単に?

アークナイツと比較して現状は少し簡単なゲーム性かと思う。いわゆるエンドコンテンツが全て図体がデカいボスに如何に高DPSを叩き出すかという形式になっていて、それ以外は全部レベルを上げて数字を増やせば簡単にクリア出来そうだからである。

とはいえゲームを作っている人たちがそれも分からないわけはなく、今後別ベクトルで高難易度のコンテンツは来るはずなのでそれに期待したい。

私のお気に入りはスターゲイザーなのだが、移動出来ないペット召喚、間隔の長い範囲攻撃、1回使い切りの奥義はダメージを出すのに時間がかかるしペットと本体の攻撃を重ねて当てる必要がある上にその間ペットがやられないようにしてあげる必要があり、端的に言ってタンクなのか単体DPSなのか範囲攻撃メイジなのか全然分からない。

奥義は育成後のお楽しみのようでここには性能が書いていない。書いとけ。

この何とも言えないガチャガチャ感とエッチなビジュアルが最高に楽しいのだが、ゲームに詳しい方ならお察しの通り、こういう何でも出来そうだが何がしたいのか分からないキャラは大体弱い。その通り多分弱い。

(いるのか分からない無期迷途フォロワーに向けて書いておくと、やはり後衛でコアが割れない、平常時の対単体火力が高くないのが端的に弱い。)

そういうわけの分からないキャラが活躍出来るような、従来の攻略が通用しないアドリブの要るコンテンツが早いとこ来て欲しいものである。

 

無期迷途の英語タイトルはPath to Nowhere

どこにも続かない道 だろうか

いかつい漢字4文字の日本語タイトルも含めてオシャレだと思う。

当ブログのスマホゲー決めゼリフと言えば「無限の関係性」、つまりもう掘り下げるべきおいしい話なんてないはずなのに、ダラダラとキャラクターの関係性を描き続けてゲームを存続している状態の事だが、アークナイツと無期迷途を経て少し見方が変わった。

スマホチャゲーの殆どは(殆ど、と書いたのは例外がまあまあ存在しているからだ)キャラやイベントを出し続けて話を紡ぎ、物語が終わるのは何らかの理由でゲームそのものを畳む時だ。ゲーム内の物語がどうなっているかは関係ない。

このスマホゲーの構造に、アークナイツや無期迷途のような暗いドロドロした物語はぴったりだ。問題は解決しないし、障害は増えるばかりだし、光は見えてこない。

よく考えたらそれでいいし、それが一番いいんじゃん?と思った。

 

森カリオペと会話した

当てるべきか当てざるべきか

新アルバム「SINDERELLA」の発売時に、CDお買い上げの方に抽選でカリオペとzoomで1分間通話出来る権、が当たるイベントがあった。

日本国内限定のイベントで、日本向けの会話イベントは初めてだ(海外ではアニメコンなどで何回か開催されている)

当てる気で買うなら絶対当てたいし、当てない気ならそもそも買わなくて良いが、このどちらでもない感じの気持ちにフィットした枚数で行きたい、と思い2枚買った。

限定盤と通常盤の1枚ずつなので理に適っていた。

 

結果、カリオペと会話したい日本人は思ったよりいなくて当選した(日本人はシャイだから!)、周りの熱心な日本人ファンも全員当たっていた。もしかしたら定員割れだった可能性もある。何なら都合がつかなかったのかドタキャンしたのか欠席した人も体感3割くらいいた気がする。

 

さて何を話そうか、どう映ろうか。

当選が分かってからどうしようかなと思ったが、意外と悩まなかった。

まずカリオペに言いたい事は大体もうチャットだとかコメントだとかスパチャだとか寄せ書きだとかで発信出来ているし、何なら反応だってもらえる時はもらえる。"思いの丈をぶつける場"ではないなぁと思った。

またカリオペのイベントへの言及から、普段あまりやり取りが出来ていない日本のファンとも交流したい、というスタンスである事が感じ取れたので、恐らく拙い英語でギクシャクしたやり取りの思い出を作る、場でもない。向こうは流暢な日本語で来るだろう。

結局、1,2個言いたい事を用意しておいて、流れに任せてふつうの初対面のファンの会話をする事にした。カリオペは物凄く自分から喋るタイプだし、かなり長い文を喋りたがる。話が盛り上がらない事を心配するより、こちらが何も言わせてもらえない事を心配するべきだろう。

 

神と対話した

順番が回ってくるまでの時間でのツイートである。本当にこう思った。人気Vtuberとのこの距離感は何とも面白い…

ふつうに名前を名乗って、どういうところが好きで応援していますとひとしきり言って、カリオペはそれに真面目に回答してくれた。普段の喋り方同様饒舌で、後半の20-30秒はほとんどカリオペが喋っていたような気がする。

ふつうに嬉しかったが、感激はしなかった。やっぱり1分は短いし(対面イベントとしては長い方だと思うが)想像通りのカリオペが目の前に出て来ただけなので、驚きもなかった。

 

これはただの予感だが、曲を聴いたりする中で凄く感動したら、その時初めてカリオペと会話した事が効いてくるかも知れない。そんな気がする。それはまだ来ていないし、来ないかも知れない。