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ひふみの闇鍋、リズ青、based

ひふみの闇鍋

最近「ひふみの闇鍋」というdiscordサーバーを立てた。

 

2年ほど前から、自分が中心のdiscordサーバーを立てて情報収集やら交流やらをしたら面白いかなぁと思っていたのだが、上手く行かなかったら面倒だしダメージを受けるのがだるいなという心配一点で立てていなかった。

 

まずサーバーを立てる際の目標が

・友達全員に入る事を許可したい

・各々が発言を躊躇わない環境を作りたい(Twitterで言えない事を言いたい)

・話題を特定方向に偏らせたくない(自分がそういう気質だから)

の3つで、1と2が概ね矛盾してるのがとにかく心配だった。だって、知らん人がいるところでTwitterで言えない事言うわけないじゃんね…?

 

トラブルが起きるとは思ってないんだけど、誰も何も発言しなくなって盛り上がらないんじゃないかという事だ。

普通、知らない人が集まるコミュニティサーバーというのは共通の目的があって、それに向かうために皆でどう上手くやっていくかという方向になるのだが、闇鍋は究極的には俺が楽しくなりたいという目的しかないので、そういう共通の目的でまとまっていく事も考えにくい。

 

まあそうは言ってもやりたいものはやりたいし、後悔先に立たずやし立てるか!となり立ったというわけである(ちゃぶ台返し)

 

普通はここで闇鍋の紹介とかに入るのだろうが、私が友達だと思った人は誰でも入れるしこれを読んでいる人は大抵サーバーに入っているはずなので省略しよう。入ってない友達は連絡して欲しい。

 

 

立ててみて予想と違った事は、発言しなくともテキストチャットなどを読んでくれている人が多い事だ。

自分と似た、様々な人と交流したい、Twitterで言えない事を言いたい、という人たちがある程度参加してくれる事は予想していたが、それ以外の人たちがどう闇鍋に関わるかが難しいなと思っていたからだ。

 

人間集まれば、全員が積極的に動くわけはなく、何割かが主導して何割かがそれを支えて何割かがだんまりするのは自然の摂理なのだが、普段はだんまりの人たちも見ている事は見ていて、噛み合えば何かに参加するみたいな形になれば一番良いなと思う。

 

 

そして…

これはTwitterでも闇鍋でも言いづらいので第4のプラットフォームとしてここに書いておくのだが、やはりテキストチャットもボイスチャットも"会話力がある"人の発言量が多くなっていって、交流が偏っていきそうな事には少し寂しさがある。

闇鍋にいる人は全員その辺の有象無象に比べれば発信力が高く聡明で、適当にグループを作れば全員が各々グループの中心人物になり得るような人たちなのだが、やはりdiscordでは会話力の世界だし、力は相対的なものでしかないので、闇鍋でもより力の強い人たちが中心となって動いている…という印象を受けている。(これを読んで力をセーブして頂く意図は全くないのだが)

 

長くなったが、私は友達100人いればいいな思想なので、相対的に発言しない人たちもなんかいい感じに巻き込める面白い活動はないかなぁとぼーっと待っている次第である。

日課チャンネルは上手く機能してるよね。

 

リズと青い鳥

闇鍋のウォッチパーティーで見た。

相変わらず最高だった。

「死にかけの患者の心拍の波形がちょっと動いたら大騒ぎする映画」という感想は最高だった。

 

正直なところ2018年公開当時、俺は「百合」というジャンルがそこそこ好きでありながら殆ど小説やマンガで鑑賞していて、そこにプラトニック百合アニメーション表現全振りの映画をぶち込まれたのでいたく感動した、という事なんだと思う。

こうやってあまり自分の趣味を分析しすぎるもんでもないが。思い出は思い出のままが一番綺麗やからね。

 

語彙が増えると嬉しい

ある日、森カリオペの楽曲への愛をdiscordに書き込んでいた時、唐突にその言葉をかけられた。

「based」というスラングをご存じだろうか。

based(ベイスト)とは、「超最高、超カッケー、男の中の男」などの意味で使用されるスラングである。他人の批判を恐れずに自分を貫くカッコいい人への褒め言葉。

素晴らしいスラングだ。"立脚している"、"揺るがない"そういうイメージの語を当てはめたのか。俺はカリオペに限らずそういうキャラクターや音楽が好きだ。そういう気持ちがdeeplの英語で伝わった…てかいいスラングを知れて良かったと思った。

しかし、basedというスラングが成立する背景を知った時嬉しいどころではない電流が走った。驚いた。

 

他人の評価を恐れることなく、自分のしたいことをして、自分のなりたいものになること。
昔はネガティブな罵り言葉だったが、Lil Bというラッパーが子供のころ自分に対して使われていたこの言葉を自分のラップの中で使いまくり、上記のような意味のポジティブなスラングとして世に広めた。

この話はもう1年以上前かな。森カリオペが今より勢いがあって批判に晒されていた時(今もだが)、その傍若無人さ、曲のメッセージの攻撃性、Vtuber文化へ迎合しない態度が度々アンチの的になる。
もちろんファンや本人も、それがカリオペの売りだと理解していて、批判されればされるほど嬉しくもあるのだが、それはそれとして大量の批判に晒される本人はたまったものではない。

そういう状況下で俺はカリオペの曲の攻撃性であるとか、英日織り交ぜた言葉の使い方とかを褒め称えていて、そこに掛けられた言葉が一言「based」だったのだ。

もしかしたら単にカリオペってそういう自分を曲げないヤツだよなという意図だったのかも知れないが、もしかして批判の的になる人気者Vtuberでかつ英、日の詞を織り交ぜるラッパーという境遇も含めて、「based」という言葉が選ばれているのではないかと思うと、すげー素敵な世界過ぎて感動するし、まだまだ知らない事だらけだなと思うわけである。