TENET何も分からなかった
yubit映研が5人も見に行ったというので見に行った。そもそも映画を見ている本数も少ないし、まして映画監督の名前など覚えていない自分にしては珍しく、クリストファー・ノーランの映画は4本も見ているというのもある。
この後は殆ど見た前提で書いていくのだが、最低限必要な説明だけしておくと、世間一般には"難しい映画"とされている。
---以下映画の内容込み---
題名の通り、内容がよく分からなかった。
スクリーンの画やセリフは覚えているが、誰が何をした、どこで何が起きたなどが全然繋がって来ない。
英語の試験問題であてずっぽうに意味が通りそうな英文に並び替えるパズルをやっている気分だった。
「エントロピーが増大する世界(普通の一般的な世界)と未来から送られてきた(正確にはエントロピーの減少で時間を逆行してきた)エントロピーが減少する物や人が在り、回転ドアは入ったもののエントロピーの式を反転させる装置である」
「主人公はアルゴリズム起動による世界の破滅を止めようとしている」
「武器商人は自分の死と一緒に世界を破滅させようとしている」
見終わった直後に確実に分かったと言えた事はこれだけである。
そして今回書きたい事は、yubit映研の5人中4人は1回見ただけで普通に何が起こっていたか分かったらしいという事だ。
アニメや映画を見た本数が皆より少ないとは言え、友達が当たり前に分かっていた事が自分だけ分かっていなかったという経験は小さい頃から数え切れない程あって、久々にこの現象が起きたなという喜びと、また自分は分からなかった悲しみがあった。
既に2回TENETを見た弟に全く同じ事を話すと「赤は順行している色で青は逆行している時の色だよ」と言われて殆ど全てが解決した。残りの分からない部分は普通に2回目を見て楽しもうと思う。
要するに、映画としては観客にややこしい構造を理解してもらうために中盤で青い部屋と赤い部屋に区切ったシーンを用意して、今から順行するよ~逆行するよ~という事を演出で説明してくれているのだが、正直なところ、そんな事は言われてないし最初の博士の説明通りその物と人のエントロピーが逆転してるのかしてないかで判断するだろ!!と言いたかった。ただその反論は部内2/3の人間が普通に一見して分かったという事実で粉砕された。
オタクを目指している以上、そういった演出が言わんとしている事を汲めるようになっていかなくてはいけないのだが、如何せん自分は人から自然言語で説明されないと身に付かない。
大学2年の頃だったか、雨が降っている場面は人が悲しんでいる場面なんだ、という文を読んで、過去に見た映像作品の雨が降っているシーンが走馬灯のように駆け巡り、小一時間幸福感に満たされていた事は今でも思い出す。
世の中色々な人がいるのだし、やっぱり自分は分からないし、説明されないと分からないタイプなのだなという事が確認出来たのが今回の収穫だ。
知らない単語を見ると
今まで知らなかった単語の意味を知ると、急にその単語が世界に溢れていた事に気付く事がある。
最近では「ディレッタント」という言葉を覚えた。
-専門家ではないが、文学・芸術を愛好し、趣味生活にあこがれる人。好事(こうず)家。
あるツイートで「ディレッタント」という単語を見てから、次の日に読んだ全く関係ない本で見た。
本当に知らなかった単語だから目が滑って今まで認識出来ずにいたのか、でもそうだとしたら知らない単語を見る度に調べようとしなかったのか?急にその単語が世界に溢れていた事に気付く時、初めて知った時と2回目に目にする期間狭すぎない?何十年見なかったのに、いきなり2日間でその単語2連続で見る?
こういう現象は今回が初めてではなくて常々疑問に思っていたんだけど、こないだ仮説が立った。
1回だけ見て調べて、その後目にしなかった単語は覚えていない。短い期間で2回目に見た時だけ2回見た事を認識するから記憶に残る。
これ何て言うか知ってる?そう、復習だね。
復習しないとものって覚えないんだね。結局、復習も流れに身を任せてるから、見識がちょっと広がる度に2連続で言葉を目にして"勝手に復習現象"がその度に起きてるだけなんだね。
モヤさまのローカル回が面白い
『モヤモヤさまぁ〜ず2』は、テレビ東京で放送されている紀行バラエティ番組。さまぁ〜ずの冠番組。略称は「モヤさま」「モヤモヤ」。(Wikipediaより。)
水曜どうでしょうよりはバラエティとしてカチッとしているが、大御所がやる路線バスの旅とかよりはかなりモヤッとしている感じの旅番組で、深夜番組だった頃のロケ地は東京23区内、その後ゴールデン進出に伴って海外含む色々な場所でロケをしている。
その中で我がひふみ家にも人気なのが、関東圏の全く観光地然としていない土地を歩く回だ。(最近はコロナの影響で遠出をしないのでそんな回が多い)
基本的に、皆が知っているような超有名観光地はモヤッとしないので行かない、もしくは適当に済ませるみたいな不文律がモヤさまにはあって、テレビバラエティなのに結構な頻度で知らない世界が提示される感じがたまらなく面白い。
街の名前は知ってるのに、出てくる場所やイベントが全くそれに繋がって来ず、本当にしたかった旅(個人の感想です)をさせてくれる番組なので気になったら一度見てみてください。知ってる街を行く回の方が面白いかも。
三次元アイドルに触れると少しバーチャルアイドルが味わい深い
テレビと言えば、妹と母親の影響で嵐が出演している番組がリビングで流れている事が多く、ネトフリの嵐密着ドキュメンタリー的なやつも最近見ているようだ。それを脇目で…というには結構長い時間、自分も嵐を見ている。
自分は三次元アイドルにハマった事がないのだが、イメージの変遷として、普通の女の子に戻りたい昭和アイドル→ハロプロ→今接触出来るアイドルブーム→地下アイドル隆盛…という認識がある。何となく、アイドルは仕事で、俳優と地続きみたいなイメージがあった。
が、嵐を見ていて、アイドルってやっぱ人間を売っているんだなぁ。ってある日突然思った。いや、嵐のドキュメンタリーを見ている時に思った。
あまりに嵐のどの時間、どのエピソード、どの仕草を切り取っても嵐というキャラクターではない時間が無くて正直気味が悪かった。(いや、カメラが回っている間と言われればそれまでなのだが…)
芸能人はプライベートがない、とよく言われるが、当然自分は芸能人ではないし体験したこともないので、どこか嘘っぽく思えていた。言うて人間は売られないだろう、みたいな。
いやー売られるんですね人間って。芸能人、とか、アイドル、って言葉の解像度が1段上がった気がする。
ちなみに1人選ぶなら櫻井くんが好きです。大野くんと相葉くんは怖いです。大野くんとヒロシのキャンプはマジで面白かったけど。
前世を知りたがる理由
Vtuberの名前で検索すると、絶対に上の方に"前世"って出てきてオエってなるタイプだったんですけど、こないだ何の躊躇いもなく、初めてその前世云々の記事をクリックして読みました。
何か思ったよりピュアな理由で前世をサーチしている人も多いのかなとその時ふと思った。
ゲームを流行らせたかったら広告打つのと同じくらいVtuberにやらせるのが正解なように、新規層を取り込むならVtuberにやってもらおうな時代
こんなスゲー奴が今まで無名でVtuberデビューと同時に売れ出すなんて事はありえないと思ったけど、自分はラップの世界が全然分からないから、こういうオタクラップってどういう世界なんだろう?という気持ちになっていたところちょうど前世という文字が目に入って、スッとクリックした。
あー普通に推したいから前世を調べるんだーって思って、そのオエっとなるかならないかの差って配信業専門者か(オエっとなる方)、その他専門業者がVtuberにやってきた奴の差なんだなーって思った。
自分はまだまだ配信というのは何かに付属するもの("ラップ"配信、"ゲーム"配信、"雑談"配信…)と思っていて、配信というスキルはないと思っているわけだなー。配信がスキルだと理解出来ている人はその人の"配信"を推したいからスッと前世を調べて深く知ろうとするわけだ…
と、オタクビッグウェーブに乗るための思考整理みたいな前座をやってみたが、この森美声(Mori Calliope)、いいから早くプロにkawaii画を与えて凄い事させろよ!と思っていたところに突如現れたので、実は数日前から通勤車内では彼女のアーカイブしか流れてない。おわり。みんなさよなら。
オタクラップって何?
勝手に呼んでるけど、何も知らないのにオタクラップ、なんて危険すぎるな?とにかく何も分からないので今は俺がオタクラップだ!と思ったものをオタクラップに分類しておいて、後で文化を勉強していこう。
自分がオタクラップに興味を持った第2段階は(第1段階はマイナージャンルの1つで同人音楽シーンにもいたからだ)友人がカラオケで魂音泉の曲を歌ってて、名前だけ知ってたけど聴くとイイな。と思って少し聴いたのよね。
ホルモンだったりヴィジュアル系だったり、その他オタク音楽でも出てくる耳触りが良い歌詞(正しい表現なのか?)が以前から好きだったからハマったんだと思う。
よく考えたら何も知らないからこの題名で書ける事ないわ。
TOPICS
盟友さわづまの兄貴とアイドルマスターシャイニーカラーズ談義をしている中で、「ストレイライトってユニット結成イベントは凄い良かったけど、今後はユニット単位でああいう激しいイベントは見られなくなってしまって、ユニット内はライバルですよ~みたいな味だけが残り続けて、無限の関係性に突入しちゃうんですかねぇ」
みたいな事を言ったところ、
「シャニマスなら、ワンチャンここでぶっ込んで来るんじゃないかなとも思うんすよね」
と返って来た。その通りだ。シャニマスはいつだって(そこまでか?)俺達の勝手な悲観を引っくり返して凄まじいストーリーを叩きつけてくれた。そんな中、俺達(ストレイ担当ひふみ、ノクチル担当さわづま)を見ていたかのようにストレイ+ノクチルのハロウィンイベ。
期待すれば裏切られるのが世の常だが、魂込めずに向き合うはオタクにあらず。俺は今、めちゃくちゃに期待している。
TOPICS2
RWBYが再燃の兆しを見せている…?
分からない。ただ、日本資本であるアークシステムワークスから新作ゲームの発表、グッスマからチームRWBYのねんどろいど発売が示唆、という事で何かが動いている事は間違いない。(RWBYのゲームは数あれど、しっかりしたゲームの形になったのはBBTAGくらいだという認識。フィギュアも日本製のクオリティが高いものは実は1シリーズしかなく、SD系でチームRWBYが揃っているのも初めて。)
正直RWBY Vol5以降日本語吹き替え版は今出しても売れ無さそうなので、もし出たら桜の木の下に埋まるという姿勢は崩していないが、他にも何かしらの日本展開があれば嬉しい限りである。
おわり。