大学○年生は色々と自分をこじらせる時期です。就職や研究のプレッシャーを感じずに、履修登録にも慣れ、開き直って暇人を演出する者や、キチガイを演じる者も。今回は、カードゲーマーの真・大二病にありがちなことをご紹介したいと思います。
■1.TP様信者になる
今まであんなにも忌み嫌っていたTP様が大好きになります。講義中も過去の動画を黙々と見ていたり、記事が公開されるたびTwitterで引用RTで評価を書いたりします。
もちろんデッキは自宅で呟きながら作ります。実際は自宅でやるより、意見を交わしながらやったほうが捗りますが、デッキ調整という何気ないことも自宅で当たり前にやっちゃう自分ってステキカードゲーマー、と思っています。また、最新の構築を知ってるアピールや、テンプレの強さを理解してる自慢も通ぶりたい気持ちの表れ。電車代は払ってもスリーブの汚さまで気にしていない人に多いタイプです。
■2.やたらイベント運営をしたがる
自分の強さや実は逃げている事には目もくれず、運営した所で名が上がる訳でもない。しかし、運営したという事実がブランディングにつながります。
自分は教養や知性がある、違いが分かるカードゲーマーだと思われたいので、「やっぱり結果だけ見ても何も分からないんだよね、実際の試合を見ないと」「CSそのものが一種のブランドだと思う」とかなんとか言いがちです。
■3.経験の浅いYPに対してSNSで主張
大会参加者や運営の人間から得た知識をSNSで語りたがります。「コナミってルール整備がなってないから独自のルールが浸透してきてるよね、でも、それに甘えてちゃ進歩しないと思うの」「子供向けのおもちゃから脱却すればいいのに」と、大きなテーマを切りたがります。
また、年上との意見交換を経験すると「今のCSだと参加費1000円が普通だけど、私は○○の800円を見習うべきだと思う」と、さらに真・大二病レベルを上げてきます。これも知性や自分の意見を持っていますというアピールで、「意識高いカードゲーマー(笑)」とも呼ばれます。自分の友達がこれだと正直しんどいです。
■4.受け売りを布教するようになる
ちょっと人とは違うことをしたい、自分はカードの知識が豊富で違いの分かる人間、自分だけのデッキを作れる人間だと思われたい。このような真・大二病特有の欲求がこじれて布教活動に邁進する人も多く現れます。
ツイッターで「"これ、本当凄いよ。やっぱりレベルが高い人達は違う"」などとその続きで勝手に理論を解説し始めたり、「ブログ見たけど、始まる前から違うんだなあ」などと心構えからプレイヤーの質を語ったりします。周囲はリムーブ寸前です。
■5.片思いリプと読まれてもいないブログ更新にハマる
他人と意見交換をすることは、良い事です。ツイッターは、相手が特定出来るので意見交換がしやすいです。下からヨイショしていくので自分を着飾る必要がなく、様々な意見や感想も言いやすいでしょう。
ここで語っていれば、安定感はありますが、同じ事を考える輩は多く差別化ははかれません。ちなみに、ブログの存在を伝える場合は程々に見てもらえて、フォローも効く可能性が高いツイッターです。
■6.他人の理論を見て「それも分かりますが…」と言う
ネット媒体で誰かの理論を見て、「それも分かりますが…」とか言っちゃいがちです。自分はもうその段階はとうに過ぎたといった気持ちがあり、「酸いも甘いも噛み分けた、こなれた大人」というアピールでもあります。
でも実際は、彼らがこなれてきたのは高価買取の知識とスリーブの重ね方だけです。そして環境初頭に非公認大会を荒らしたあとは、「あそこのショップまだ環境変わってなかったわwww」などと冗談を言います。
■7.やたらと有名プレイヤーに話しかける
自分の顔を覚えてもらう事に必死です。○○勢、強いプレイヤーの気分を味わいたいのです。
売名に限らずとにかく無名アピールが好きなので、大会後には「まあ、地元の人間くらいしか知らないだろうねwww」というお山の大将タイプの真・大二病も併発しがちです。
■おわりに
いかがでしたでしょうか?真・大二病は、カードゲームライフを送る上で少なくともただのプレイヤーとは違う事が認識されます。しかし、
愛されるカードゲーマーでいるためには、友達が多いだけではいけません。
自分の将来を尊重してください。それができないから困っているんだろと言われてしまっては、仕方がないのですが。
大二病のカードゲーマーにありがちなこと・7選の2次創作です